【倦怠期】結婚相手、交際相手とうまくいかないとき
スピ本によく書かれていることは、無理難題が多い笑
交際相手と諍いが絶えない、あるいは会話がない。。
仲良くしたいのに、どうしてもけんかになってしまったり。
こういうとき、よくあるスピリチュアル本には書かれていますよね。
相手に感謝の気持ちをもって「ありがとう」を言いましょう。
やがて気持ちが伝わります。
やってみるんですよね。でも、うまくいかない。いくらありがとうと言っても、結局、イライラさせられる出来事ばかりが起こります。
さて次によくあるスピ本の回答その2
相手を変えることはできません。相手を変えるのではなく、自分が変わりましょう。
まずは相手に愛を差し出しましょう。そうすれば愛は返ってくるのです。
それができればやっとるわー笑
これは、自分から声をかけたり、手伝ったり、微笑みかけたり、積極的な行動をするってことですね。
そうすることで相手も心を開いて、愛を返してくれるとのこと。
これは「ストローク理論」などとも呼ばれていますね。
最近はビジネス用語でも「ギブ・アンド・テイク」(与えた分、受け取る)がドライすぎるとして、
「ギブ・アンド・ギブ」(ひたすら与える)や「ギブ・アンド・ギブン」(与えることで与えられる)などと言ってみたりする人もいますよね。
まあ私からしたら、どれも一緒だと思いますけどね。。
強いて言えば「ギブン・アンド・ギブン」(ひたすら与えられる)存在だと思います、人間は。
与えることができるなんて思うことは、おこがましいです。
「おぎゃー」と言ったときから、あるいはその前から?
大いなる存在によって、この体、環境、ご飯、すべて与えられています。
その大いなる存在に、お返しすることなんてできません。
お礼を言ったり、感謝の気持ちを表すのは、せめてものお返しにすぎません。
困っている人を助けたり、世の中の役に立つよう頑張ったり、、それは結構なことですが、
そんなことをしたらお返しになるなんて考えはおこがましいです。
そういうことはもっと、当たり前のことにすぎないと考えたほうがいいかもしれません(私もできているわけではありませんが)。
返してもとても返しきれないだけのものを、大いなる存在は与えてくださっています。
“ありがたく受け取ること”、それが大いなる存在に対してできる、最大のお返しかもしれません。
と話はそれてしまいましたが、いずれにしても、見返りを求めてやる行動は結局、何の意味もないんですよね。
自分が変わる、なんて難しいことはとてもできません。少なくとも私には。
習慣を変えることで自分を変える『7つの習慣』という本は大ベストセラーで私も読みましたが、ぜんぜんできませんでしたね笑
できる人はすごいです。
心が病む前に、現実的な解決策をご提案します
ということで、無理難題を押し付けてくるスピ本ではなく、実際の解決策を書いてくださっている本を紹介しましょう。
それは《悟りとは、諦める(降参する)こと 》の回でも紹介しました『降参のススメ』です。
そこには簡潔にこう書かれています。
最初は恋愛だった。でも、つきあっているうちに、相手が必ずしも自分の思いのすべてを受け入れているワケじゃないし、自分だって相手のすべてを受け入れているワケじゃないという、そういったお互いの違いがだんだん出てくるワケですよ。
そうすると、いわゆるラブロマンスの、浮かれた恋心は減っていったり、なくなっていくワケです。
でも、そんな二人の間に、関係だけが残ってしまいました。
もし結婚していれば、社会的関係があります。もちろん、情もありますよ。情がなくなったとは言いません。でも、ラブロマンスは消えたんです。
そして、関係だけが残った。
すると、そのあとどういうふうに男と女がつきあっていくかというと、ラブロマンスが消えたときに、お互いにどこかちょっと裏切られた気がするの。
永遠の愛とか、愛がすべてを解決する、というような抽象的なことは書かれていません。
それどころかなんと大胆にも、愛はすでに終焉していると書いています笑
それで何をするかといったら、「どっちが正しいか」「どっちが一生懸命やっているか」「どっちが家のことを考えているか」、ということの「競争」が始まります。
《中略》
そういう競争が始まっていくと、次に対立が始まります。
その対立が、アナタが素直に彼の言うことを聞けない、そういうものにつながってくるワケです。負けた気がするから。
恋愛に限らず、関係がうまくいかないとき、それは大抵、勝負を挑んでしまっています。
負けたくない、優位に立ちたい、相手をコントロールしたい、自分の正しさを証明したい。。
そう躍起になっているんです。
ではどうすれば良いのでしょうか? この本にはこう書かれています。
- 交際(夫婦生活)を続けるかやめるか相談する。
- 続けるのであれば、この人生における相手は、この相手しかいないと覚悟を決める。
- そして、相手の悪いところではなく、良いところに目を向ける。
いいところを探し合ってください。それを根気よく続ければ、またラブロマンスが戻ります。競争がなくなってきます。
《中略》
これは、口で言うのは簡単だけれど、いざやるとなると、とても難しいです。悔しいから。負けた気がするから。
この“負ける”という発想は、この本の主題である“降参”とリンクしますよね。
負ける、降参、諦める、というのはとても悪いイメージがあるのですけれど、
「負けるが勝ち」「損して得取れ」
というような言葉もありますよね。
たとえば、幼児が殴りかかってきても、「降参」「堪忍して」と負けてあげることができますよね。
そこに抵抗感はないはずです。
本当に強い人間は、勝ち負けにこだわらないものなんだと思います。
なので、
交際相手とけんかしたときは、負けてあげてください。
許し、受け入れることで、あなた自身、知らずに相手から与えられていたモノに気づけるかもしれません。
そのとき、愛はいつだって自分に微笑みかけていたと気づくはずです(ドヤ顔)。
こっちはDVDです↓